月日 できごと
2230 0230 ゼマープク火部族連合が国境封鎖を通告。
0503 「核融合ミサイル」の研究完了。核融合ミサイルを実戦配備できる。※1
0610 派閥「科学的改善研究所」(リン・ヨシダ代表)が発足。メンバーは科学の進歩を強く訴えている。
0801 シリウス星系で海賊艦隊を撃破。
1002 大統領選挙でヘルマン・エルハルトが四選。
2231 0103 バーナード星系の海賊ステーションを襲撃・破壊。
0221 オラム星系B第3惑星の衛星周回軌道上でイラッシア人が建造したと思しき艦艇を発見。※2
0301 ポレヴィト基地の「星系港」改装工事完了。対ゼマープク火部族連合との国境に接する最前線基地であり、順次強化が必要。
0506 調査船マゼランがターランバー星系(現トランバル星系)の小惑星B1R-1138の周回軌道で、異星人言語の文章が含まれた携帯式のデータバンクを発見。※3
0803 「植民地集権化」の研究完了。「生産目標」の布告と「惑星首都」の建設が可能に。
0821 オラム星系で発見されたイラッシア人遺棄艦艇の調査完了。※4
2232 0302 「繁栄」分野を国策として採用。効果として、造船所造船費と建設コストが15%減少する。
「組み立てパターン」の研究完了。建造物建築速度が25%向上する。
0502 「自己進化論理」の研究完了。研究の選択肢が1増える。
2233 0902 「地上防衛計画」の研究完了。防衛軍ダメージ(敵の侵攻軍に与えるダメージ)+33%
2234 0302 「改良型コルベット船体」の研究完了。コルベット船体値が100増強される。
0812 ヒティマー星系で艦隊戦。異星人艦隊を撃破。※5
0913 ダルフィーン星系でテラフォーム候補惑星を発見(第四惑星)。※6
2235 0625 クシンボック星系第四惑星における戦術的テラフォーミング成功。※7
0803 「ハイパーレーン突破点」の研究完了。「ハイパードライブ2型」の実装と「ハイパーレーン管制所」の建設が可能になる。
「鬱蒼としたジャングル排除」の研究完了。惑星地表から「鬱蒼としたジャングル」を除去できる。
1017 オラムB星系第三惑星の採掘基地で、多数のイラッシア人労働者の遺骸を発見。※8
1202 「空母運用」の研究完了。「基本型攻撃機」の生産・搭載と「格納庫区画」の建設が可能になる。

※1 従来の核ミサイルに比べて、攻撃力が30~40から39~52に向上し、それに伴って時間当り火力も7.0から9.1に上がっている。

もっとも、現段階では配備を急ぐ必要はない。仮想敵に巡洋艦クラスの艦艇が配備されているならともかく、コルベットや駆逐艦を攻撃するに核融合ミサイルを用いるのは、コストパフォーマンスが悪過ぎる。射程や火力に優れる大型兵器は追尾力が低くて、小回りの利く相手には攻撃をかわされやすいし。

※2 オラム星系の中心には2つの恒星が連星として存在している。連星とは恒星が互いの重心の周りを軌道運動している天体である。通常は明るい方の星を主星、暗い方を伴星と呼ぶが、オラム星系の伴星Bを公転する第3惑星の衛星軌道上で、その艦艇は発見された。イラッシア人が建造したと思われる100万年以上も前のものらしい。どういう経緯でそれがわかったのかは不明だが。武器による損害の兆候は見当たらず、脱出ポッドは全て動作不能にされていた。予想どおり、船体内にはエネルギー反応は探知できない。

調査船ダーウィンを指揮するアディティア・バンダーリによって、引き続き調査が行われる。

※3 引き続いての調査で、データバンクに含まれていた文書(タイトルをざっくり翻訳すると「地域の支配者」となる)は、ゼマープク火部族連合で使われていたゼマープク語の古代方言の一つで書かれていることがわかった。

外交ルートを通してゼマープク火部族連合に情報を提供したところ、エネルギー通貨1500を対価として文書の返還を要望するとのこと。今後の両国関係の好転を期待して、ここは快く要望に応えることにした。

※4 事の原因は、やはり例の病だった。

オラムB IIIaの軌道上で発見されたイラッシア巡洋艦内には、全乗組員の死体が残されていた。ほぼ全員が、その後イラッシアを絶滅させることになるジャヴォリア痘によって死んだようだが、一部の乗組員は脱出ポッドに乗ろうとして憲兵に射殺されていた。回復したログファイルによると、感染爆発が明らかになった後、艦長はこの船を隔離するよう厳命していた。

イラッシア人の遺物を1件回収。これで回収実績は2/6件。

※5 母星・地球が属するソル星系の周辺については調査が進み、ウィモス~バーナード~トリニック~シリウス~ペースと続く周回ルートが開通間近になった。残すヒティマー星系の調査を終えれば。

戦闘自体は第1艦隊および第2艦隊のコルベット16隻で敵艦隊を撃破。艦隊というより宇宙生物(クラゲ?)というべき形様だ。

※6 気候修復技術の研究が完了すれば「不毛の星」のテラフォーミングも可能になるのだが、原則としてタイル数20未満の惑星には入植しないので……。

ダルフィーンIVを詳細に調査した結果、はるか昔には生命が存在したかもしれないとわかった。極冠や惑星の地下には膨大な量の氷がある。峡谷群の存在は、かつて液体の水が流れていたことを示している。この惑星のテラフォーミングは可能だが、現実的なタイムスパンでこの大事業を完了するための技術を持ち合わせていない。

※7 2232年6月20日に調査船マゼランがクシンボック星系第四惑星の調査を開始したが……

クシンボックIVの地表は、惑星そのものが常に激変しているかのように、何度スキャンしても一貫性のない測定値が出る。

さらに予備調査で……

クシンボックIVは地質構造自体が流動的で、その地質学的プロセスは難解かつ魅力的であると科学部門担当官ウォーレス・ブリュースターが述べている。自由惑星連合にとってさらに興味深いのは、この惑星の絶え間ない混沌とした自己変革を、我々にとって都合の良い形で停止させられるかもしれないということだ。要するに、ほぼ瞬時のテラフォーミングで居住性を(完全でないとしても)多少増すことが理論的には可能なのだ。

惑星活動を全面的にマッピングし、ウォーレス・ブリュースターの言う「精密なテラフォーミング攻撃」を実行可能かどうか確かめるには、およそ200エネルギー通貨が必要だそうだ。実際のテラフォーミングはいまだ我々の手に余る事業であるため、これは魅力的なチャンスだ。

科学部門担当官ウォーレス・ブリュースターが、クシンボックIVは実際にテラフォーミングできると報告している! この絶好の機会は、惑星の変動サイクルのうち特に不安定な段階を迎える、今後数ヶ月間に限られるようだ。ウォーレス・ブリュースターは、この期間内に地殻に小規模な発破をかけて大気圏に戦略的な照射を行うことにより、クシンボックIVの激しい変動を止め、生命を維持するのにもっと適した形で安定化できると考えている。スペシャルプロジェクトが発令されたが、あまり時間はない。

結果的に、成功率50%の賭けに勝ち……

科学部門担当官ウォーレス・ブリュースターは、クシンボックIVが今や不毛の惑星ではなく乾燥型惑星として再分類されたと誇らしげに報告してきた。この壮大な実験により人類の科学の質が非常に高まった。

「戦術的テラフォーミング」と呼ばれる作業で、その実何が行われたのかは定かではないが、結果良ければ全て良し。でもくどいようだが、タイル数20未満の惑星には原則として入植しないので……

※8 何を採掘するための基地だったのかは不明だが……

オラムBIIIでボーリング孔を調査した結果、考古学者はそれらの内一つの穴の底に、化石となった百人以上のイラッシアの鉱山労働者の遺骸を発見した。彼らはイラッシア政教協約の凋落をもたらしたジャヴォリア痘の犠牲者だと思われる。惑星からの避難が決定する以前に、病気が広がらないようにする無益な試みの一環として、彼らの仲間の死体はボーリング孔の一つに投棄された。

イラッシア人の遺物回収に成功。これで計3つになった。