2214年
8月3日:放棄されたゲートウェイ
太古の宇宙ステーションが Epsilon Eridani星系の外れで発見された。ステーションの周囲にはっきりと残された亜空間痕跡が示すところによると、これはある種の「ゲートウェイ」、つまり理論上、複数の異なる場所にある同じようなステーションからなるネットワークの一部で、宇宙の遠く離れた地点の間をほぼ瞬時に移動できるようにするものらしい。
これがゲートウェイだと仮定すると、現状は荒廃しているために使用不可能である。しかし、もしこれを稼働状態に戻せば、その所有者は銀河系にある他の稼働中ゲートウェイを訪れることが可能になり、途方もない距離をわずか数日で移動できるようになるだろう。
現時点の星系間移動日数を調べてみた。
調査船(速度102)で隣接する太陽系-アルファ・ケンタウリ星系間を通常航行した場合、2月15日発~7月7日着で143日(4ヵ月23日。ゲーム内では1ヵ月=30日)を要した(※2295年時点では、推進動力をバージョンアップすることで速度が127まで向上しているので、計算上の所要日数は114日に短縮されている)。
現実では太陽系からアルファ・ケンタウリ星系まで約4.3光年。光速で宇宙空間を爆走しても4年以上かかることを考えれば、ゲーム内の所要時間約5ヵ月は速いとも言えるが、隣接星系ならともかくいくつもの星系を隔てた場所に移動するとなると、それこそ年単位の時間がかかることになる。ゲートウェイ、活用したいな。
2215年
4月2日:リライト星間連合(Lyrite Confederation of Stars)通信成立
政体は「道徳民主制」で、国是は「狂信的な平等主義」「平和主義」。友好関係を築くことはできそうだ。戦争はしないに越したことはない。
4月2日:我々に対する新たな開戦事由「イデオロギー」を行使可能になった!
自国のイデオロギーを相手国に強要する目的で、戦端を開くことができるらしい。なかなか傲岸不遜なオプションだな。それはさておき、タンベーター連合王国って友好国のはずなんだが。
5月1日:アルファ・ケンタウリ第一惑星に入植完了
西(左)端地域に拠点を設けた(コロニー船改造シェルターを設置した)。隣接効果を得るために、本当は中央付近に入植するのが望ましいのだが、有毒海藻が繁茂しているのでやむを得ない。
6月22日:サイブレックスの研究基地
数十万年前に Rimmock II を周回していたサイブレックスの研究ステーションのモジュールがひとつ、ひどく焼け焦げた状態で発見された。真空にさらされたモジュール内部は、機械と有機物が混ざりあった生物の遺体で一杯だ。
結局サイブレックスって、好ましい存在なのか否か……?
2216年
3月26日:不可侵条約
平和路線を歩もうとしているので、相手から差し伸べられた手は基本的に握る。もう一つの手で懐に凶器を握ったまま……。
2217年
5月2日:植民地の暗殺者
Alpha Centauri の総督が死体で発見された! 犯人は脱出するところを逮捕された。暗殺者は Lyrite Confederation of Stars から送り込まれたようだ。この加害者の行為によって、我々の不安定な関係に波紋が広がるのは間違いない。
影響力獲得に目がくらんだ……わけではないが、犯人を安全に返還なんかする気にはなれない。身柄を押さえておいて外交カードに使えないものか。そもそも、リライト星間連合は友好国という認識だったのに……。まったくタンベータといい、油断も隙もあったもんじゃない。ま、魑魅魍魎が跋扈する国際政治においては常識と言ってしまえばそれまでだが。
2218年
9月1日:海賊を確認!
法の支配が及んでいない Barnard’s Star 星系は、数を増やし続けている海賊、密輸業者、その他数々の犯罪組織の隠れ家となっている。この無法者どもは現在星間文明の支配が及んでいない国境の外に拠点を構えているが、奴らは餌食を求めて我々の領域に入り込む危険な企てを繰り返している。
もちろん「対処しなければならない」ので、さっそくバーナード星系に第一艦隊を派遣。その途上、海賊船団がアルファ・ケンタウリ星系方面に向かいつつあるとの情報が入り、第一艦隊は急遽行先をアルファ・ケンタウリに変更。何とか捕捉できればいいのだが……。
9月1日:伝統採用
2219年
1月9日:アルファ・ケンタウリ星系で海賊船団を捕捉!
艦船の航跡やミサイルの曳光、レーザー光線が何やら幻想的な情景を醸し出している一方で、繰り広げられたのは破壊の狂宴。海賊船団を壊滅させ、奴らが拠点としていた宇宙ステーションを完全破壊。
2219年7月1日:コルベットの動力を原子炉から核融合炉に。発電量が75から100に上昇。