2211年
開始から10年。
人類の母星・地球(Earth)をはじめとする7つの星系を領有。異星人との邂逅は経験済みだが、異星人が築いた国家とはまだ接触を持っていない。
1月5日:
国際地球連合の内政において、新たな派閥が勢いを増している。彼らはAcademy for the Advancement of Scienceと名乗り、科学者Dan Dengに先導されている。メンバーは科学の進歩を強く訴えている。不満を抱えた派閥はトラブルの元となるだろうが、政府に賛同する派閥は役に立つかもしれない……
派閥については、こちらの記事をご参照ください。
「Academy for the Advancement of Science」=「科学の進歩のためのアカデミー」とでも訳せばいいのだろうか。彼らの要求は…
科学の最先端・・・周囲の帝国より同等以上の技術レベルは Academy for the Advancement of Science を満足させる。
国境なき科学・・・3つ以上の帝国と研究協定を結べば、Academy for the Advancement of Science は喜ぶだろう。
発見の伝統…発見の伝統を採用することを Academy for the Advancement of Science は望んでいる。
研究協定を積極的に結ぶ気はないのだが、他の要求には応えるべく、全力で国家の舵取りに注力する所存。
2月9日:ついに異星人国家との接触が……
オズコックス連邦(Ozkox Commonwealth)。政教一致の教会国家らしいが、「神権共和制」というよくわからん政体で、統治者 Beak of Silver の尊称は「尊師」、肩書は聞いてびっくり「教えを説く狂信者」!
さらに続いて、タンベーター連合王国(Tumbator Dynastic Union)とも通信が確立された。
国家元首は「Jゴーア一世(?)」(J’Ghor I Tumbator)。肩書は「上級王」。であれば「下級王」や「中級王」もいるのかとツッコミを入れたくなるが……国家理念は「狂信的な受容主義」「平和主義」ということで、この国とは友好関係を構築できそうだ。
ちなみに銀河星図で見ると、このような位置関係になる。
6月4日:コロニー船竣工。アルファ・ケンタウリ第一惑星に向けて、即進発。
7月2日:
わが艦隊が最近遭遇した存在は、新種の宇宙生物だった。
分析担当者が初期のセンサー情報を完全に誤読したために「宇宙アメーバ」という愛称をつけられたこの生物は、実のところ人類の平均的なコルベット船よりも巨大だったのだ。
その不快な外見にも関わらず、更なる研究を行うべき根拠がある。我々はEarthからこの生物とその同類を遠隔観察できる。
共存の可能性を探るため、スペシャルプロジェクトを発動。
8月2日:研究完了。