2201年

1月16日:木星の衛星ガニメデの研究ステーション竣工。建設船アトランティックは、いよいよ太陽系を離れてアルファ・ケンタウリ星系に移動することとなる。

3月10日:アルファ・ケンタウリ星系の調査完了。次は隣接する未知の星系・オレリア(Orellia)に向かう。

3月20日:建設船アトランティックが恒星アルファ・ケンタウリの公転軌道に到達。宇宙基地の建設に着手。

5月29日:調査船パイオニア、オレリア星系に入る。

7月19日:

「約60万年前の機械文明の痕跡だと……!?」ジェラルド・メンデス絶句。「あらゆる有機知的生命体を殲滅するための戦い」が60万年の時を経て甦ることになるのか?

『知的生命は意図的不在を嘲笑う』これはEarthの人気ニュースネットに掲載された記事だ。国際地球連合の国民は下等な異星生物が公式記録で扱われる問題になったことにおかしさを感じたようだが、しかし他の星々から我々が同じように扱われている可能性は否定できない。科学部門担当官Gerardo Mendezの報告によると、Orellia IIIaで見つかった痕跡は、どうやらこの皮肉な状況をさらに強める結果になりそうだ。

9月9日:アルファ・ケンタウリ宇宙基地が竣工。

動力源は原子炉。これは科学技術の進展とともに、いずれ核融合炉→常温核融合炉→…という具合にアップグレードされていく。

装備(攻撃システム?)として現時点では核ミサイルのみだが、レーザー兵器もほしいのでカスタマイズするか。防衛プラットフォームを設置する方法もあるが……。

防御は、大型デフレクターと大型ナノ複合装甲。

デフレクターは一般的には、ロケット弾やミサイルを兵装として搭載する艦艇において、発射時にミサイルのロケットモーターやジェットエンジンの噴射炎が艦に影響を及ぼすことを防ぐための防護板のことだが、ここでは「シールド」と考えてよいだろう。「エネルギー偏向スクリーン」などとも呼ばれる。なお防御システムは、外側からシールド→装甲→船体という構造。

12月2日:統合力が蓄積されて[伝統]の採用が可能になった。

伝統……辞書的には「ある集団・社会において、歴史的に形成・蓄積され、世代をこえて受け継がれた精神的・文化的遺産や慣習」となるが、このゲームでは、操作国において受け継いでいくものとしてプレイヤーが意図的に採用することになる。そして、採用した[伝統]に応じてさまざまな恩恵にあずかることができる。

例えば、今回採用した[繁栄]では…