地味だけど、とてもありがたいTIPSを発見。先日加入したツクールWEBフォーラムの記事です。
【ルート移動ウェイト】
イベントコマンドでスクリプト:this.setWaitMode(‘route’) と入れると、移動ルートの強制の「☑完了までウェイト」の効果を後付けすることができます。つまり、歩きながらしゃべらせつつ、会話が終わったらちゃんと移動終了まで待つ、などができます。
とありましたが、一読よくわからなかったので、実地検証。
主人公がお堀端を歩きながら、
てなことを思って、なおも歩いていくと
知り合い(浪人)に出くわす、というシチュエーション。
これを実現するには
- [移動ルートの設定]で8歩ほど左に移動しながら([完了までウエイト]を有効にしていない)
- [文章の表示](美しい松並木だな)を実行して
- さらに[文章の表示]「これは、同心様」を実行する
ところが、実際にこれを動かしてみると、Enterキー押下のタイミングによっては、こんなになってしまいます。
おいおい、誰と会話してるんだ?
[移動ルートの設定]で[完了までウエイト]にしていないため、後続のコマンドが立て続けに実行されてしまうのです。
[移動ルートの設定]で[完了までウエイト]を有効にすれば、浪人と顔を合わせたタイミングで「これは、同心様」とできそうですが、そうすると今度は、移動しながらの文章表示(美しい松並木だな)が不可能に。
そこで、こうします。
スクリプト[this.setWaitMode(‘route’);]は、後付けで[移動ルートの設定]の[完了までウエイト]を有効にできます。この結果、「これは、同心様」は移動完了した直後の表示となり、もくろみどおりの動きを実現できました。
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